
印南町皆瀬川、旧真妻小学校にあるメタセコイア(高さ33㍍)に、常設のライトアップ設備が設置された。海南市の照明メーカータカショーデジテック(古澤良祐代表取締役社長)の協力で、25日夜、試験点灯された。
30年ほど前、地元の有志団体、真妻やまびこ塾が「地元を離れた若者らに帰る場所をつくりたい」と点灯を始めた。毎年クリスマスから年末年始にかけてライトアップ。工事用の赤いチューブライトを使ってきたが、2019年に公益財団わかやま地元力応援基金の補助金50万円を活用し、新たなイルミネーションを企画した際、タカショーが活動に賛同。同社が毎年手がけている光のイベント「フェスタ・ルーチェ」のサテライト施設としてライトアップを行ったことが縁となり、今回の常設につながった。
ライトアップはLEDの投光器6基を使用。30㍍以上あるメタセコイアをてっぺんまで照らし、夜空の星も一緒に見られるようにと照射角度なども計算した。色彩も四季折々のバージョンがあり、季節ごとに表情が変わるようになっている。
塾長の山本育男さん(60)は、「協力していただき、本当にありがたいです。メタセコイアのライトアップを地域のシンボルとして、次の世代に継承していけたら」と話している。
イベントや期間限定での点灯を予定。現時点では今年のクリスマスイベントでの点灯を企画している。


