キャンプ場整備が進む広場

 日高川町高津尾の鳴滝第2バンガロー北で、キャンプ場の整備工事が進められている。

 鳴滝第2バンガローと日高川の間にあった芝生広場を有効活用しようと、町が進めるオートキャンプ場整備。1区画140~150平方㍍ほどのテントサイトを8区画整備し、うち4区画は電気を使用できるよう電源を設置する。キャンプ場を横断する通路を設け、各サイトの駐車スペースとつないで砕石を敷き、その他は芝生が広がるキャンプ場となる。

 工事は9月末の完成予定で、11月から12月にかけてのオープンを目指している。施工は船津の株式会社清水(清水達成代表取締役)、事業費は約720万円。

 鳴滝第2バンガロー近くには以前、日高川右岸の河川敷にオートキャンプ場が整備されていたが、2011年9月の台風21号による水害で流された。山と川に囲まれた自然豊かな鳴滝バンガローは、近年のアウトドアブームなどで年々利用者が増加し、安定した人気となっている。キャンプ場の整備で選択肢が増え、さらに人気を集めそうだ。町は「バンガローや近隣の中津温泉あやめの湯鳴滝の集客に相乗効果を期待したい」と話している。