ひまわりを背に啓発する子どもたち

 御坊警察署が交通事故防止の思いを込めた「ひまわりの絆プロジェクト」で育てたひまわりが、御坊市の庁舎前の花壇で花を咲かせ、2日、花の前で署員の子どもたちが命の大切さや交通安全を啓発した。

 2011年に京都府で当時4歳の男の子が死亡した交通事故をきっかけにプロジェクトがスタート。男の子が育てていたひまわりの種を引き継ぎ、育てることを通じて遺族への支援とともに、命の大切さと交通事故防止を伝えようとする取り組みで、全国の警察で活動が推進されている。

 同署も昨年から取り組んでおり、御坊地区警察官友の会や警友会御坊支部の協力で7月に苗植え。満開を迎えている。

 この日は署員の子どもで3~5歳の男女がひまわりの前で、折り紙のひまわりなどを配って啓発。同署での自動車運転免許証の更新講習を終えて帰るドライバーに「安全運転お願いします」と呼びかけた。