あいさつする上西会頭

 御坊商工会議所の第132回通常議員総会が26日、商工会館で開かれ、2021年度の事業報告書や一般会計収支決算書について承認した。

 上西一永会頭は冒頭あいさつで、新型コロナが地域住民の生活、経済活動に大きな影響を与えたことなどに触れながら、「コロナで経営者の皆さんにとっても厳しい環境となりました。まだ、マスクは欠かせませんが、以前の生活に徐々に戻りつつあると思います。商工会議所としても県や市、関係団体と連携を強化し、会員事業所のさらなる発展、地域経済の活性化のため、知恵を絞り、汗をかいていきたい」と強調。今年度の基本方針については「ウィズコロナ、ポストコロナの新たな経済活動のあり方をしっかりと見据え、従来型の意識や行動からの脱却を図り、地域の発展に向けて着実に歩を進めていきたい」と述べた。

 来賓で御坊市の三浦源吾市長、日高振興局の中井寛局長が祝辞。21年度の事業や決算の議案を審議した。