釋蓮花上師に感謝状を贈呈

 一般財団法人国際文教慈善基金会(京都市、田畑素子代表理事)が先月29日、新型コロナウイルス感染拡大防止に役立ててほしいと、御坊市と同市教委に容器入りの消毒液計360個(1個285㍉㍑入り)を寄贈した。

 同会は、「人々に利益をもたらし、世間での生活に問題を抱えている人を支援し、明るい未来を切り開く」を理念に掲げ、国内外で慈善活動を展開。全国的には自治体などに対して消毒液、マスクなどの寄贈を継続的に実施し、県内では和歌山市などにも贈っている。

 贈呈式には、基金会と交流のある台湾出身で阪南市の住吉山雷藏寺(すみよしさんらいぞうじ)を創建した僧侶、釋蓮花静香金剛上師(しゃくれんげせいかこんごうじょうし)らが出席し、「感染拡大防止に少しでも役立ててください」と消毒液を届けた。

 三浦源吾市長、弓倉正啓教育長からはそれぞれ感謝状を贈呈。三浦市長は「コロナの感染者は小康状態。消毒液は感染防止に有効で、大変ありがたい」と感謝の気持ちを伝えた。

 消毒液は市役所各課の窓口、市内の小中学校などに置く。