50㌢間隔で苗を植える

 日高広域観光振興協議会(金崎昭仁会長)は20日、印南町のかえるの港に隣接する町所有の花壇にコキアの苗1200株を植えた。

 日高地方の各所に花を植えてフォトスポットを増やし、SNSの発信を通して観光振興につなげる「花いっぱい運動事業」の取り組み。

 コキアはこんもりとしたかわいらしい樹形が特徴で、苗は高さ80㌢、幅30㌢くらいに成長する。明るい緑の葉を茂らせたあと、秋には真っ赤に紅葉する。

 この日は日高振興局職員や町職員、町議員らが半日かけて苗を植えた。振興局の担当者は「真っ赤に紅葉したコキアが港の風景に溶け込んで、まるでサンゴ礁のような景観をつくってほしいと期待を込めて植えました」と話している。見ごろは10月。