ハスをまちいっぱいに咲かせようと、御坊市藤田町吉田のNPO法人北吉田蓮の郷(佐竹成公理事長)は16日、市内の主要施設へ舞妃蓮の鉢の設置を始めた。初日はJR御坊駅、日高振興局など4カ所に置いた。

 7年目の取り組み。御坊駅では佐竹理事長ら2人が訪れ、つぼみを付けた舞妃蓮の鉢を正面出入り口の左右に1鉢ずつ設置した。今はつぼみの状態だが、数日で開花するという。

 佐竹会長は「コロナ禍の中も美しい花を見て心を癒やしてもらえれば」、御坊駅の伊藤拓也さん(36)は「駅の利用者らにきれいで大きなハスの花を楽しんでもらえる。毎年設置していただき、大変ありがたい」と話していた。

 今後は市内の事業所約10カ所に飾り、8月中旬ごろまで設置する。

御坊駅に設置した舞妃蓮ももうすぐ開花