きれいなしょうぶの花を観賞する来園者

 御坊市野口の「とびやま花しょうぶ園」(浅井了二園長)で5日、「花しょうぶまつり」が行われ、多くの人でにぎわった。

 花しょうぶ園はホームセンターコーナンから北東約100㍍のところにあり、休耕田だった約6㌃を整備。現在は園内に約70品種、1500株が植えられている。地元有志のボランティア約10人が植え替えなどを行い、毎年きれいな花を咲かせている。今年も紫色の「五月晴」、黄色の「みちのく黄金」などが色鮮やかに開花している。

 花しょうぶまつりは新型コロナの影響で3年ぶりの開催。えがおの会がポン菓子を無料でプレゼントしたほか、北吉田蕎麦づくりの会も手打ちそばやそばチップスを販売した。来園者らはゆっくりと見て回り、写真撮影などを楽しんでいた。

 御坊市島の男性(39)は「ここを通るたびに見学させてもらっています。きれいな花は心を和ませてくれますね」と話していた。

 今月下旬まで楽しめ、自由に見学できる。