みーやちゃんに子どもたちが笑顔で大喜び

 御坊市塩屋町の御坊総合運動公園で5日、市と市観光協会が主催のイベント「宮子姫こどもまつり」が開催され、家族連れら約3000人でにぎわった。

 コロナ禍となって初めて開催された大規模イベントで、三浦源吾市長は「ウィズコロナの一発目のイベントです。皆さん大いに楽しんでください」とあいさつした。

 ステージは○×クイズ、時代衣装で行進する宮子姫時代行列などで盛り上がり、ゆるキャラ大運動会では市のキャラクターのみーやちゃん、美浜町のまつりん、印南町のカッくん、日高町のクエ太郎、日高川町のあゆの助、県のきいちゃん、自衛隊和歌山地方協力本部のみかんの助の7体が集合。かけっこ、玉入れの競技が行われ、訪れた参加者から大きな声援が上がった。競技終了後、ゆるキャラは子どもたちから大人気となっていた。

 会場内では飲食や物産の販売ブースが並び、店先には人だかり。警察、消防、自衛隊の車両が展示された特別体験ゾーンでは白バイにまたがったりする子どもたちがみられた。

 地元の南塩屋から家族で訪れた会社員の寺嶋郁哉さん(33)は、「コロナでイベントができなかったが、今回の宮子姫まつりが開催されてとてもよかったと思います。子どもも思いっきり楽しんでいました」と話していた。