5位入賞を果たした箕島(前列右が前田選手)

 日本相撲連盟等主催の第106回高校相撲金沢大会が22日、石川県卯辰山相撲場で開かれ、御坊市の前田哉選手(2年・名田小、箕島中)がメンバーの箕島が団体で5位入賞した。

 全国から強豪63チームが参加。団体戦は3人制で、前田選手は中堅として予選、決勝トーナメント全6試合にフル出場した。4チームによる予選リーグでは野村(愛媛)に3―0、岐阜農林(岐阜)に2―1で勝利し、飛龍(静岡)に0―3で敗れ、2勝1敗で予選を突破。決勝トーナメントは2回戦からで、再び飛龍と対戦し、2―1で見事リベンジ。飛龍は今年3月の全国選抜大会優勝の強豪で、箕島の実力の高さを見せつけた。3回戦は金市工(石川)を2―1で下して8強入り。準々決勝は北海道栄(北海道)に1―2で惜敗した。前田選手は予選と決勝合わせて3勝を挙げるなど入賞に貢献した。

 前田選手は「今回も準々決勝で負けてしまい、悔しさが残る大会でした。インターハイに向けてまた稽古を頑張ります」と話した。