和歌山高専と和歌山市の株式会社和歌山ブルワリー(吉田友之社長)が共同開発していたクラフトビールが先月29日にオークワ各店で発売されたが、県内の店舗ではほとんどが売り切れる人気ぶり。6月中には新たな味に変更して第2弾の販売を予定している。

 共同開発したのは道成寺(日高川町鐘巻)の入相桜(いりあいざくら)の酵母を使ったビール「AGARAクラフトミックスベリーエール」(限定600本)、県林業試験場(那智勝浦町)のクマノザクラの酵母を使った「AGARAクラフト三代目VER.」(限定1800本)の2種類。関西や中部地方に店舗を持つオークワ各店で販売されたが、和高専の地元の御坊店をはじめ、県内の店舗ではすぐに売り切れる人気だった。

 第二弾では「AGARAクラフトミックスベリーエール」の味を、ミックスベリーからレモンに変更。「AGARAクラフト三代目VER.」はそのままで、6月中の発売を目指している。