先月25日から翌26日にかけて日高町志賀(中志賀)地内の畑で収穫時期を迎えていたウスイエンドウが何者かに盗まれたことが分かった。所有者の男性(80)は「コンテナに15杯程度になるのではないか」と話している。
畑の場所は保健福祉総合センターから西へ約100㍍で、面積は約1300平方㍍。うち被害に遭ったのは西側の3畝(1畝約45㍍)。男性によると、5年ほど前から盗難が続き、昨年はサル対策として金網のフェンスと電気柵を設置したため被害に遭わなかったが、今回は金網の柵に取り付けていた南京錠の鍵を開けて畑内に入られ、人目につかない奥の3畝だけが狙われたことから、人が盗んだとみられるという。
男性は「25日午後5時ごろに農作業を終えた時には異常がなかったが、26日午前7時半ごろ畑に来た時に盗まれていたことに気づいた。大事に栽培してきて、やっと収穫時期を迎えたので悔しい」と話していた。