絵本を楽しむ親子

 御坊市福祉センターで28日、赤ちゃんに絵本を開く楽しい体験とともに、絵本をプレゼントする市教育委員会のブックスタートが初めて行われた。

 新型コロナウイルス対応型地方創生臨時交付金の新事業で、10カ月健診を受ける親子を対象に、絵本の「ぺんぎんたいそう」をプレゼント。この日は11人が受診に訪れ、それぞれ職員の読み聞かせに興味を示していた。

 息子の洸稀君を連れた薗の森香織さん(36)は「家でも絵本を読んであげますが、よく見てくれます。これ(ぺんぎんたいそう)は初めて。体操の動きをしながら読みたいと思います」。弓倉正啓教育長も「将来豊かな人生が送れるよう本好きな子どもになってほしいです」と目を細めていた。

 今年度は毎月10カ月健診で実施。「『ぺんぎんたいそう』」を持っている場合、別の絵本をプレゼントします。教育委員会生涯学習課(℡0738(23)5525)へご連絡ください」と呼びかけている。