御坊市の日高港に２７日朝、クルーズ客船「にっぽん丸」が入港し、乗客１５２人が春の日高路を訪れた。
にっぽん丸の入港は２０１６年９月以来約６年ぶり７回目。「春の味覚クルーズ～紀州日高～」のツアー名で、船内では日高の食材を使った「紀の国和膳」も振る舞われた。横浜港を発着する３泊４日の旅程で午前７時ごろ日高港に入港。コロナ感染拡大防止のため接岸場所周辺への一般立ち入りは制限され、御坊市の三浦源吾市長はじめ市職員、日高振興局の職員ら関係者が歓迎ののぼりを持って出迎えた。御坊市のＰＲキャラ「みーやちゃん」もおもてなしの心で記念撮影などに応じ、自治体による観光案内ブース、午後には物産販売ブースも設置された。
船は２７日の午後４時ごろまで滞在。オプショナルツアーも組まれ、道成寺や紀州鉄道をめぐるツアーには２８人、高野山に向かうツアーには２４人が申し込んだ。
