人工芝のテニスコートなどが完成

 みなべ町にある野球場だった「西本庄グラウンド」が、テニスコートやフットサルが楽しめる「西本庄スポーツ広場」に生まれ変わった。

 町は、利用が少なくなっていた西本庄グラウンド(9313平方㍍)を改修してより多くの人がスポーツに親しめるようにと2020、21年度の2カ年で工事を進めていた。

 昨年7月には先行して、約1200平方㍍の敷地に、35㍍×20㍍の人工芝のフットサルコートが完成。総合型地域スポーツクラブ「梅の里スポーツクラブ」のジュニアサッカーなどで活用され、好評となっているほか、普段は隣接する上南部こども園の園児が園庭としても使っている。

 続いて先月末には人工芝のテニスコート3面(約2000平方㍍)と、サブコート(約245平方㍍)が完成。サブコートはテニスの壁打ちができるほか、3オン3コートとしても利用できる。照明も完備しており、夜間でも使用できる。テニスコートの人工芝にはスポーツ振興くじ助成金を活用。ほかの部分は駐車場として整備し、利便性も向上した。総事業費は約2億円。

 町はスポーツによる健康づくりを目指しており、「新しい施設でスポーツに親しんでほしい」と呼びかけている。利用料金はホームページで確認できる。
 問い合わせは町教育学習課℡0739(74)3134。