「寿司はおいしかった」とルイスさん

 由良町の新しいALT(外国語指導助手)に20日、アメリカワシントン州出身のルイス・ジェバー・カストロさん(23)が着任した。25日から町内の小中学校で英語を指導する。町内の子どもたちには「英語を教えるだけでなく、外国の文化も紹介したい」と話している。

 22日には教育委員会へあいさつに訪れ、寒川正美教育長らと歓談。寒川教育長は「英語教育などを通じて子どもたちや地域の人たちと接し、たくさんの楽しい思い出をつくってほしい」と話していた。

 東京でオリエンテーションを受け、21日から同町で生活している。中学時代に日本の小説を読んだことがきっかけで、日本に興味を持ち始めた。その後、ワシントン大学に進学し、日本語を専攻。在学中にALTに応募していた。

 今回が初来日で、日本に対する印象は「山がたくさんあって自然がきれい。街にごみがなく、とてもクリーン。みんなフレンドリーです」と話す。「早速、スーパーで寿司を買って食べました。とてもおいしかったです。ラーメンなどの日本食にも挑戦したいです」と笑顔。由良では釣りや山歩きに挑戦したいという。趣味は絵を描くこととビリヤード。