教室に飾り付けられた旧校アート

 みなべ町の旧清川中学校の教室に、南部高校美術部の生徒がデザインした梅の花台紙を使った旧校アートが完成。台紙には町内の小中学生が将来の夢を書いており、「Y―ume(ゆめ)のなる木」として飾り付けた。27日には一日限りのお披露目として、町内パン店などが集まって旧校マルシェが開かれる。

 主催はみなべ町商工会青年部(岩本智良部長)。2月に開催予定だったUME―1グランプリのグルメ甲子園と並ぶイベントとして計画していたが、新型コロナ禍で中止。子どもたちの思いが詰まったアート作品を多くの人に見てもらいたいと、マルシェを企画した。

 「Y―ume(ゆめ)のなる木」は赤と白の花型の台紙2000枚を使い、美術部員が中心になって飾り付けた。町内小中学生933人が将来の夢を描いた台紙を梅の木に仕上げたり、天井からつるすなどしてSNS映えする空間を演出している。イベント終了後は台紙を保管し、子どもたちが成人式を迎える時に案内に同封することにしている。

 少しでも多くの人に楽しんでもらおうと、町内のパン店を中心に、焼き鳥やたこ焼き、寿司、から揚げの飲食店など約30店が出店するマルシェを開催。時間は午前9時から午後3時まで(パン販売は10時から)。岩本部長は「旧校の雰囲気と子どもたちの思いを形にしたアートを楽しんでもらって、希望や元気を持って帰ってもらいたい」と来場を呼びかけている。