もちやメッセージカードボックスを手渡す園児たち

 今年度末で閉園となるみなべ町の南部幼稚園と南部保育所の園児が南部小学校を訪ね、閉園記念として紅白のもちをプレゼントした。

 4月から新しくみなべ愛之園こども園が開園するため、南部幼稚園、南部保育所、愛之園保育園、ひかり幼稚園の4園が閉園となる。各園で閉園イベントを企画し、小学生や地域の人を招いてもちまきなどを行う予定だったが、新型コロナ感染拡大防止のため規模を縮小。もちまきは行わないため、4園保護者会がもちを用意し、児童に贈ることにした。

 この日は南部幼稚園の全園児32人と南部保育所年中、年長児21人が学校を訪問。児童会の7人に手渡したほか、閉園記念に園に飾り付ける花の形をしたカードも託し、「メッセージをお願いします」とかわいく呼びかけた。

 児童会を代表して運営副委員長の熊代彩乃さん(6年)は「新しいこども園でも楽しんでいっぱい遊んでください」と話していた。