目録や大型絵本を手に左から玉置さん、中道会長、阪本次長、坂本さん

 今年で創立55周年を迎える御坊ライオンズクラブ(中道哲也会長)は、記念事業の一環として地域の27小学校に大型絵本を贈った。

 御坊ライオンズクラブは1967年に設立され、来月29日には日高川交流センターで55周年記念式典が予定されているほか、さまざまな記念事業が計画されている。その一環として、未来を担う子どもたちのためにと、クラブ管内(みなべ町を除く日高地方1市5町)の小学校27校に3冊の大型絵本「おまえうまそうだな」「地震が起きたら~消防士の思いからうまれた防災絵本~」「りんごがドスーン」をプレゼント。15日には中道会長、55周年大会委員長の坂本隆さん、記念事業委員長の玉置健之介さんが御坊市教育委員会を訪れ、市内6校分の目録を阪本興平教育次長に手渡した。

 中道会長は「ネットやテレビなどに押され、本に触れる機会が減っている子どもたちに楽しんで読んでもらいたい。しっかりした本なので長く使ってもらえると思います」と話し、阪本次長は「各学校にいただき、大変ありがとうございます。大型絵本ということで読み聞かせなどにも活用させていただきます」と喜んでいた。