御坊市消防団(藪脇廣司団長、条例定数230人)が、日本消防協会の定例表彰で最高位となる特別表彰「まとい」を受賞した。

 「まとい」は、全国約2200ある消防団の中から毎年、活動の実績や消防操法大会での結果、女性消防団の活躍で特に優れた10団体にのみ授与される最高栄誉賞。同市消防団は1954年4月1日の発足以来、消防操法では86年に御坊分団が小型ポンプ操法の部、2012年に名田分団がポンプ車操法の部、16年に塩屋分団が小型ポンプ操法の部でそれぞれ県大会優勝を飾り、塩屋分団は全国大会に出場している。女性消防団は20年10月1日から活動スタートした。

 「まとい」の受賞は現在の県内30消防団中8団体目で日高地方では初めて。4日、東京の日本消防会館ニッショーホールで表彰式が行われた。11日、藪脇団長らが市役所を訪問し、三浦源吾市長に報告する。