勢いよく炎が上がる切目川の土手

 印南町美里の下津川区(津井雅人区長)で6日、切目川沿いの土手の草焼きが行われた。

 下津川橋上から見影橋上までの延長約1㌔区間。年4回ほど草刈りを行っているが、立春の頃には毎年害虫の駆除を兼ねて、土手や周辺の不耕作地の雑草を燃やしている。大きく燃え上がる炎が早春の風物詩にもなっており、地元住民らは「この炎と煙が立つ様子を見ると、季節の移り変わりを感じますね」と話していた。

 この日は地元有志9人が参加。草焼きの際には消防車も配備し、周辺に水をかけるなどして火災予防に万全を期した。