県内でも新型コロナのオミクロン株が猛威を振るう中、ワクチンの3回目接種が日高地方でも始まっている。

 御坊市では17日から集団接種を開始。23日まで4日間で計830人が3回目の接種を終えた。今後、2月の土日曜を中心にきのくに信用金庫旧御坊営業部等で実施。今月24日の500人を含め、これまで1300人に接種券を発送しており、65歳以上の高齢者ら昨年7月末までに2回接種の人を対象に、2月中の3回目接種完了を目指している。

 みなべ町では22日に開始。2回接種を済ませている18歳以上の9189人が対象で、まずは65歳以上の高齢者から。初日は224人が接種を済ませた。2回目は27日で204人に接種する予定。7月30日には希望者への接種が完了するスケジュールとなっている。同町では、すでに2回接種を受けた人が12歳以上の9819人で、全対象者の86・9%に上っている。3回目接種の希望調査は続々と集まってきており、希望する人が圧倒的に多くなっている。

 一方、由良町では2月1日から3回目接種が始まる。竹内医院(里)と玉置クリニック(同)で個別接種が受けられ、ワクチンはファイザー社製が使用される。集団接種は同12日から役場3階で実施され、接種されるワクチンはモデルナ社製。対象は65歳以上で、2回目接種から8カ月以上経過している人。問い合わせは役場内のコールセンター℡0738(52)7788。