札を取って喜ぶ児童

 日高川町の和佐小学校(山本広美校長)で19日、児童会の新年恒例行事「ええとこいっぱいカルタ会」が開かれ、子どもたちが元気いっぱいにカルタ取りを楽しんだ。

 ええとこいっぱいカルタ会のカルタは、読み札は上の句が「走りが速くて優しくて」など互いに考えたよい所、下の句が名前になっている。取り札は、児童や教職員一人ひとりの名前になっており、B4サイズの用紙に生徒会の委員が名前を書いて作成した。

 体育館でばらばらに置かれた70枚の大きな取り札を児童は円になって囲み、全学年を6班に分けたチーム戦を行った。児童会委員の読み手が上の句を読み上げると、誰の長所かを考えて名前を探し、下の句を読み終えた後のブザーを合図に、各チームの代表が見つけた札に向かって駆け出した。見つからないときは仲間の指示を聞きながら、元気に札を取って楽しんだ。