完成したポスターを手にPRする実行委員会メンバー

 2月13日に旧清川中学校で開催されるみなべ町を代表するイベントの一つ、UME―1フェスタin梅の里みなべ2022の新しいイベントが決まった。UME―1は「高校生グルメ甲子園」と「やにこい(すごい)種とばし」の2本立てでこれまで催してきたが、新型コロナの影響で昨年は中止。2年ぶりの今回は種とばしに代わる試みとして「やにこいウォークラリー」と「やにこい旧校アート」を企画した。

 梅の種とばしは優勝賞金30万円が話題となって毎年多くの参加者が挑戦していたが、口に含んだ梅の種を飛ばすため飛沫の飛散が懸念されることから、今回も新型コロナ感染防止のため中止。代わる新たな企画としてウォークラリーと旧校アートを初めて開くことにした。

 ウォークラリーは小学生から高校生が対象。清川地区の豊かな自然を楽しめる2・6㌔コースが舞台で、途中にある本誓寺や天宝神社などに設けられたチェックポイントでゲームをクリアし、獲得ポイントが高い順に賞品をゲットできるゲーム。3~5人のチーム戦で、当日は午前10時20分から15分刻みで3組ずつスタートする。参加費無料で先着30組を募集。申し込みを受け付けている。みすきぃ商品券3万円分や1万円分など11チームに賞品があり、全員に参加賞がある。

 旧校アートは「教室満開 Y―Ume(ゆめ)のなる木」がテーマ。南部高校美術部員がデザインした梅の花びら台紙に、事前にみなべ町内の小学1年から中学3年生が将来の夢を書き、旧校舎の一部屋を使ってアートに仕上げる。

 毎回大好評のグルメ甲子園は今年も開催され、すでに参加10校が決まっている。

 このほかステージイベントの詳細は現在準備中。物産展と軽トラ市もあり、2年ぶりに盛り上がりそうだ。