軽快にうたって踊る日高高・附属中合唱部

 御坊市民文化会館友の会主催、第36回クリスマス大合唱の夕べが18日、同会館大ホールで開かれた。昨年はコロナで開催できず、2年ぶり。日高高校・附属中合唱部、アンサンブル響香、ADIRA(アディーラ)、コア・ブレーメン、御坊少年少女合唱団の5団体が練習を重ねた歌声を聴かせた。

 同友の会副会長でアンサンブル響香代表の宮本太源さんが「この会館ができて以来、毎年欠かさず開いていたクリスマス大合唱の夕べが、昨年は開けませんでした。2年ぶりの舞台です」とあいさつ。トップで登場した日高高・附属中合唱部は、まず制服で金子みすず作詩の「わらい」「この道」などをすがすがしく歌ったあと、サンタクロースをイメージした赤と白のケープを身に着けてアメリカのミュージカル「ヘアスプレー」の曲を軽快にうたいながら楽しく踊り、観客を楽しませた。

 このほか4団体も練習を重ねた美しいハーモニーを披露。最後に宮本さんが「一日も早く、マスクなしで顔を見合わせて歌い合える日が来ることを願います」と述べ、御坊少年少女合唱団が「きよしこの夜」を高らかにうたいあげて大きな拍手で幕を閉じた。