夜空に光る流れ星(15日午前5時20分ごろ、日高川町和佐で)

 3大流星群の一つ、ふたご座流星群が14日にピークを迎えた。


 毎年ほぼ安定して、多くの流れ星が見られる流星群が3大流星群と呼ばれ、ふたご座流星群のほかに、1月の「しぶんぎ座流星群」、7月下旬から8月の「ペルセウス座流星群」がある。


 今年のふたご座流星群は、ピーク時刻が14日の夕方で、月齢が11と明るいことなど観測条件はあまりよくないとされていたが、よく晴れ、多くの流れ星が見られた。

 15日の月が沈んだ午前4時ごろから夜空を眺めていると、方角を問わず、大小さまざまな星が一瞬、光の線となって冬の夜空を彩り、同時に複数が見られることもあった。