写真=タイムカプセルに入っていた寄せ書きなど

 御坊市が市役所南側駐車場の現地で進めている新庁舎建設工事で12日、タイムカプセルが見つかった。

 箱型のタイムカプセルが見つかったのは中央の植え込み付近。重機で舗装をはがす作業中に出てきた。作業員が担当課に連絡し、職員が確認。作業でふたが開いており、中身から御坊ローターアクトクラブ(RAC)が埋めたものと分かった。

 中に入っていた大きな寄せ書き(2㍍×3㍍)には「15周年記念」「昭和62年4月19日」とあり、その日に埋められたとみられている。ほかは当時の新聞や写真、テープレコーダー、ウイスキーなど。事務局に連絡し、引き渡した。

 30年以上たって見つかったタイムカプセル。当時のメンバーは「そういえば埋めた記憶がありますね」と話していた。