写真=出来たてのかつ丼を手にPR

 高齢者や障害者のヘルパー事業として「ケアサポートかえる」を展開している印南町西ノ地、合同会社タノクラ(湯川和哉代表社員)が運営する就労支援B型事業所のかえる弁当に14種類の新メニューが登場した。

 弁当類はこれまで日替わり、トンカツ、から揚げ、塩サバなどだったが、新たにミックスフライと豚キムチを追加。歯が弱い高齢者でも食べやすいように、これらのおかずを無料で刻み、ご飯を茶がゆまたは白かゆにするミキサー弁当もある。また、これまでなかった丼やカレーが新登場し、かつ丼やエビ丼、カルビ丼、カツカレー、チキンカレーなどを用意。価格は350~500円。オードブル3~4人前(2500円)、5~8人前(4000円)もスタートした。

 就労支援B型は障害者総合支援法に基づく指定障害者福祉サービス事業所で、年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった人を対象に、一般就労に向けて支援を行う場。ケアサポートかえるの施設は今年4月、国道42号沿いの旧ニューかどやの施設を活用してオープン。現在19人が利用登録。湯川さんは「おいしく、安くをモットーに心を込めて作っております。おかずのみの注文もできますし、オードブルは大人数での食事にご利用ください」とPRしている。

 ケアサポートかえるでは現在、ホームページ作成や各家庭のゴミ出しの代行業務なども行っており、今後は洗車サービスを本格的に導入していく。