写真=仁坂知事とコロッケさん

 全国各地の自然や街を紹介するインターネット有料配信番組「コロッケの旅うた」の和歌山編ロケ(12月3・4日)を前に、メインパーソナリティーを務めるお笑いタレントのコロッケさん(本名・瀧川広志)が19日、仁坂吉伸知事を表敬訪問した。

 コロナ禍で「旅に行きたくても行けない…」という人たちを代表し、コロッケさんが美しい自然を感じられる街や人を、地元案内役とともに訪ね、地域の人々と触れ合いながらその土地ならではのミニコンサートを行う「旅」と「歌」が融合した番組。2回目の訪問先となる和歌山編は「蘇りの聖地『熊野』でパワーチャージ」をコンセプトに、和歌山市出身の歌手田川寿美さんが幼少期の思い出の地である那智勝浦町を案内し、大門坂、勝浦漁港にぎわい市場、くじら博物館などを巡る。

 12月4日午後4時から、白浜町のホテルシーモアでライブの収録も行う。観覧チケット代は2200円。番組の放送は12月11日から26日まで、チケットぴあの配信サービスで行われ、視聴チケット代は1000円。ライブ観覧と視聴チケットは19日からぴあで販売している。

 仁坂知事は「高野・熊野は蘇りの地。平安時代に後白河法皇も33回も来るほどで、元気が出る場所」と紹介し、温泉や絶景、パンダなどもPR。コロッケさんは「和歌山では皆さんがやさしく受け入れてくる。和歌山に人が訪れ、その子ども、そして孫がまた来たくなるような、過去、現在から未来へつながる地として紹介したい。コロナ禍の光になれば」と話した。