写真=甘いミカンを探して収穫する児童

 日高川町、川辺西小学校の4年生40人が27日、社会見学として地元中津川の畑でミカン狩りを体験した。

 地元のことを学ぼうと、総合的な学習の時間を使って、校区内の中津川にある坂田寛樹さん(45)のどの坂農園を訪れた。坂田さんは、事前に提出されていた質問に丁寧に答えたあと、甘い実の見分け方を伝授。「糖度11度でおいしい、12度でとてもおいしい、13度以上はほっぺが落ちるほどおいしいです。おいしいミカンを選んで取って来てください」と話した。

 児童は2人一組になって甘そうなミカンを探して持ち寄り、糖度を測定。15・8度が最高だった。

 藤本結愛さん、津村志織さん、山田彩衣里さんは、「めちゃくちゃ甘くておいしかった。見分け方が勉強になったので、おばあちゃんにも教えてあげます」と話していた。最後に全校児童(197人)分も甘いミカンを厳選して収穫した。