第49回衆議院総選挙が19日公示され、31日投開票まで12日間の舌戦がスタートした。和歌山3区では新党くにもり代表の新人本間奈々(52)=札幌市=、自民党前職の二階俊博(82)=御坊市・12回=、共産党新人の畑野良弘(61)=串本町=、ファイナンシャルプランナーの新人根来英樹(51)=田辺市=の4氏が立候補。自民党前幹事長などの経験と実績、組織力を武器にする二階氏の強固な地盤を、他の3陣営がどう切り崩すかといった戦いで、各候補が第一声で新型コロナや経済、防災対策などを訴えた。