写真=ドリップに挑戦する参加者(山中珈琲で)

 商店主らが講師となって、店の技術や知識を伝える第6回「ごぼうまちゼミ」(運営委員会主催)が開講。11月30日まで、御坊市を中心に周辺町の店舗で講座が開かれる。

 18日には御坊市御坊の山中珈琲で開かれた。講師は、店主の山中政成さん(61)と一輝さん(27)親子で、プロのハンドドリップを伝授。▽豆は飲む直前にひく▽フィルターに入れた粉は平らにする▽お湯は90度程度▽最初に湿らせて30秒待つ▽ドリッパーの縁にお湯をかけない││などのポイントを説明しながら実演。できたコーヒーは参加者が試飲、プロの味を確認し、「お湯の入れるスピードや豆のひき方で濃さが変わるので、無限の広がりがあります」とコーヒーの楽しみ方を紹介した。

 説明の後、参加者もハンドドリップに挑戦。日高町から参加した60代の主婦は「コーヒーが大好きなので、もっとおいしく入れたいと思い参加しました。教わった入れ方を家でもやってみたいです」と話していた。