写真=「これからも頑張ります」金メダルを手に仁坂知事と記念撮影する四十住さん

 東京オリンピックの新種目、スケートボード女子パークで金メダルを獲得した岩出市の四十住さくら選手(19)=㈱ベンヌ=が24日、仁坂知事を表敬訪問した。

 スケートボードのパークはおわんを複数組み合わせたような複雑なコースで行われ、技の難易度や速さ、全体の構成、独創性などを競う競技。オリンピックの決勝は各選手が3回滑り、それぞれのベストスコアを競った。

 四十住選手は1回目で難易度の高い技を連発し、ノーミスでフィニッシュ。60・09の高得点をたたき出し、2位の開心那選手(12)に1・05点差をつけた。

 スポンサーとなっている株式会社オオミヤの出水孝典代表取締役らと一緒に県庁を訪問。仁坂知事は「金メダル、おめでとうございます」と祝いの言葉をかけ、「競技でスケートボードを滑る怖さはないですか」と質問すると、四十住選手は「怖さもありますが、楽しさがあります。そのスリルがとてもいいです」と笑顔。「多くの人にスケートボードの楽しさを分かってもらえるように、これからも頑張ります」と話した。