写真=金メダルと賞状を手に永江選手

 第70回近畿中学校総合体育大会陸上競技の部が6、7の両日、兵庫県の神戸総合運動公園ユニバー記念陸上競技場で行われ、大成中の永江翔太朗選手(3年)が男子砲丸投げで見事優勝した。日高地方勢ではほかに、2選手が入賞した。

 府、県大会を勝ち抜いた強豪選手が集い、男子19、女子15種目で熱戦を展開した。男子砲丸投げには18人が出場。永江選手は1投目で14㍍03を投げ、1位で予選を通過。決勝は5投目で14㍍11と記録を伸ばし、さらにラストの6投目で優勝記録となった14㍍29を投げた。2位以下の記録は14㍍に届かず、一度も1位を譲ることなく頂点に輝いた。「初めての近畿大会で緊張したけど、優勝できてうれしい。記録は、15㍍を目指していたので少し残念。全国大会では、自己ベスト(14㍍99)を更新して、1位を狙います」と意気込みを話していた。

 全日本中学校陸上競技選手権大会は17日から4日間、茨城県の笠松運動公園陸上競技場で開催。参加は標準記録の突破が条件で、永江選手は7月4日に開かれた中学生通信陸上競技大会和歌山大会などで、標準記録(13㍍)を突破している。

 このほか、1年男子100㍍で松洋中の瀧本瑛太選手が6位(11秒80)、男子3000㍍で大成中の福居京弥選手(3年)が7位(9分19秒12)と大健闘だった。