写真=鑑識を体験する参加者

 警察業務に関心を持ってもらおうと、御坊署は16日、同署で警察官・警察職員体験型採用説明会を開き、管内の高校生や保護者ら7人が参加した。

 2021年度県警第2回警察官A(大学卒業者)と、警察官B(短大や高校卒業者)の各採用試験申し込み受け付け期間中(8月20日まで)で、警察官の仕事の魅力を伝えようと開催。白バイやパトカーの見学、鑑識の体験、採用試験や警察業務についての説明が行われた。

 参加者は実際に白バイへまたがったり、鑑識では指紋を採取したりし、興味津々の様子。「親戚2人が警察官で、警察の仕事に憧れがあって」という日高高校3年の井川凌吾君(18)は、署員から業務について聞いたり、アドバイスを受けたりしながら、「いろいろ体験させてもらって、やっぱり魅力がある仕事だなと思いました。なりたいという気持ちが強くなりました」と話していた。

 試験の区分と採用予定はAが男性、女性各2人、Bは男性20人、女性5人程度。受験資格はAが1989年4月2日以降に生まれた人で、2022年3月末までの卒業見込みを含む。Bは1989年4月2日から2004年4月1日までに生まれた人。1次試験は9月19日午前8時半から、和歌山(和歌山東高校)と田辺(田辺工業高校)の2会場であり、採用は22年4月以降の予定となっている。

 御坊署は「分からないことや知りたいことがあれば何でも気軽に聞いてください」とPR。問い合わせは同署℡0738230110。