岡山県の高校総合体育大会のソフトテニス競技が12日から14日まで浦安総合公園テニスコートなどで開かれ、団体女子で日高地方から林李々花選手(2年)=印南中出身=、畑中望来選手(2年)=印南中出身=がメンバー入りしている就実が優勝。林選手は個人でも5位に入り、いずれも8月1日から石川県七尾市で開かれる全国高校総体(インターハイ)出場を決めた。

 女子団体には43校が出場し、トーナメントで熱戦。就実は、初戦の2回戦で備前緑陽、3回戦で倉敷古城池、準々決勝で岡山芳泉と対戦し、いずれも3―0。準決勝で倉敷中央を2―0、決勝は山陽学園を2―1で下して、2年連続(2020年度は除く)のインターハイ出場を決めた。日高地方の2選手はそれぞれ中心選手として活躍し、チームの優勝に大きく貢献した。

 女子個人には112組が出場し、トーナメントで熱戦。林選手のペアは3試合で勝利を重ね準々決勝で敗れベスト8入り。インターハイにはベスト6までが出場することができ、ベスト8の4チームで決定戦を行い、林選手のペアは山陽学園のペアを破り、出場権を獲得した。畑中選手のペアは3試合目で敗れ、ベスト16だった。

 インターハイには和歌山からも和歌山北と和歌山信愛の日高地方計5選手が出場を決めており(既報)、活躍が期待されている。