写真=バケツからウナギを放流する児童

 印南町切目川漁業協同組合のウナギ放流体験が17日、清流小学校(小田幸美校長)近くの切目川で行われ、1~3年生34人が参加した。

 廣原敏弘組合長は「浜松産のウナギを放流してもらいます。自由に触ってもいいですよ」とあいさつ。子どもたちは体長50㌢ほどあるウナギを苦労しながらつかんでバケツに入れ、川にやさしく放した。3年の福田篤人君は「ヌルヌルしていたけどちゃんとつかめました。大きくなったのを食べたいです」とにっこり。

 同漁協の切目川でのウナギ放流は今年で3年目。子どもたちの体験放流は初めて。この日は組合員も放流を行っており、羽六、古井、上洞(ダム上流)の3カ所で約1000匹を放した。