写真=御坊駅出入り口前に舞妃蓮の鉢植えを設置

 ハスをまちいっぱいに咲かせて地域活性化につなげようと、御坊市藤田町吉田のNPO法人北吉田蓮の郷(佐竹成公理事長)は14日から、市内の主要施設へ舞妃蓮の鉢植えを置いている。初日はまちの玄関口であるJR御坊駅の正面出入り口にも2鉢を設置。公共機関や事業所約30カ所に飾り、花のまち、ハスのまち御坊をアピールする。

 鉢植えの設置は2017年からの取り組みで、5年目となる今年も3月に鉢の植え替えを行い、この日、御坊駅では佐竹理事長ら3人が舞妃蓮を出入り口に左右1鉢ずつ置いた。舞妃蓮はつぼみを付けており、あと1週間ぐらいで美しい大輪を咲かせそう。

 このほか、日高振興局や市役所を回り、順次設置。佐竹会長は「皆さんの心の栄養剤に。多くの人にみてもらって、御坊が花のまち、ハスのまちであることを知ってもらいたい。街中にハスをいっぱい咲かせ、地域活性化につなげたい」と期待を込め、御坊駅の福嶋美乃里さんは「ハスはきれいで大きくて、開花が待ち遠しい。御坊生まれの舞妃蓮を多くの人に知ってもらえればありがたく、私たちもしっかりPRしていきたいです」と話していた。