県高校総合体育大会のソフトテニス競技が3日から7日まで日高川町和佐のかわべテニス公園で開かれ、団体の男子は日高地方の3選手がメンバー入りしている和歌山北、女子は2選手がメンバー入りしている和歌山信愛が優勝。個人でも和歌山北の辻浦壱経選手(3年)=印南中出身=が優勝し、ほかの2選手と和歌山信愛の2選手もベスト4入り。個人、団体とも7月28日から石川県能都町で開かれる全日本高校選手権大会(インターハイ)出場を決めた。

 男子団体の和歌山北には辻浦選手、川村幸大選手(2年)=印南中出身=、立野桂伍選手(2年)=湯川中出身=の3人がメンバー入り。30チームが出場し、トーナメントで対戦。和歌山北は箕島、向陽、田辺をいずれも2―0、決勝は開智を2―1で破り、19回目の栄冠を手にした。日高地方の3選手も活躍、チームに大きく貢献した。

 男子個人では248組がトーナメントで競った。辻浦選手は別の和歌山北の選手とペアを組み、決勝で川村・立野組を4―2で破り、優勝。川村・立野組も準優勝でインターハイ出場権を獲得した。

 女子団体の和歌山信愛には樫尾陽和里(3年)=印南中出身=、阪本遥(3年)=湯川中出身=の2選手がメンバー入り。2人はチームの中心選手として活躍し、圧倒的な強さでトーナメントを勝ち上がり、決勝では日高を2―0で下して27年連続61回目の優勝を手にした。

 女子個人は162組がトーナメントで競い、樫尾選手、阪本選手とも別のペアで出場。阪本選手のペアは準優勝、樫尾選手のペアは3位に入り、それぞれインターハイ出場を決めた。