写真=県庁正面玄関で打ち水をするきいちゃんと職員

 県PRキャラクターの「きいちゃん」が31日、県庁で6月の環境月間をPRする打ち水と空調のフィルター清掃のデモンストレーションを行った。

 国連は6月5日を「世界環境デー」と定め、日本も同日を「環境の日」、6月を「環境月間」とし、全国的に環境保全に関する啓発や活動が行われる。

 打ち水は、水が蒸発する際の気化熱によって周囲の気温を下げ、見た目にも涼やかな日本古来の風習。きいちゃんは、今秋開催の紀の国わかやま文化祭の法被と「環境月間」の鉢巻きを着けて県庁正面玄関前に登場し、県環境生活総務課の職員とともにひしゃくで勢いよく水をまいた。

 続いて県庁本館内に移動したきいちゃんは、掃除機でエアコンのフィルターを清掃。空調機器の消費電力が削減され、二酸化炭素の排出量減少、地球温暖化対策につながることをアピールした。