写真=高速道路の活用を訴える久留米氏

 任期満了に伴う日高川町長選挙が11日告示され、2期目を目指す現職の久留米啓史氏(65)=江川=が立候補。受け付けを済ませたあと、役場本所前にある事務所で出発式を行った。

 久留米氏の後援会事務所前には冨安民浩県議、坂本登県議、玄素彰人県議、西岡利記広川町長、中阪雅則かつらぎ町長、日高川町議会の山本啓司議長、入口誠副議長、国会議員秘書ら約80人が集まった。

 後援会の三村康雄会長は「町民が住みやすく元気で活気あふれる日高川町のために、頑張ってくれていますのでよろしくお願いします」とあいさつ。

 久留米候補は1期目で掲げた公約、「人口維持の推進」「住民にやさしい行政」「産業振興」「災害に強い町づくり」「健全な財政運営」を引き続き推進していくことを訴え、中でも人口維持については「高齢化で減少が進む中も、転入や移住を増やし減少数を減らしていきたい」と意欲。また12月末完成予定の高速4車線化、川辺ICフルインター化についても「大阪などの人に日高川町で下りてもらうため、豊かな自然と歴史、文化を融合した新しい魅力をつくっていきたいので、皆さんの力をお貸しください」と呼びかけた。この日は、街宣車で町内を一周し、寒川、美山、中津で街頭演説も行った。午後1時までに立候補の届け出は同氏のみ。午後5時までに他の候補者が現れなければ無投票当選となる。

 11日現在の選挙人名簿登録者数は8169人(男3829、女4340)。