写真=梅料理レシピの動画を配信中(第1回優勝、福知山淑徳の「ウメェ~担丹麺」)

 みなべ町を代表するイベント、UME―1フェスタin梅の里で行われている高校生が考えた梅料理コンテスト「グルメ甲子園」の過去5年間の入賞20作品を収めたレシピ動画が完成し、配信がスタートした。2020年度はコロナ禍で中止となったため、自宅で気軽に見てもらえるようにと初めての取り組み。「うめぇ料理」を家庭でも作りたくなる動画に仕上がっており、梅の魅力発信にもつながりそうだ。

 15年度から始まったUME―1フェスタは毎年2月、グルメ甲子園と梅の種飛ばしの2本柱で開催している人気イベント。グルメ甲子園には書類審査を勝ち抜いた県内5、県外5の計10校が参加し、会場で調理して販売する。優勝、準優勝、3位、敢闘賞の4校を表彰している。

 昨年度はコロナ禍でフェスタが中止となり、実行委員会では「何かの形で高校生が参加できる方法はないか」と考え、過去5年間の入賞校に、入賞作品のレシピ動画を撮影、作成してもらうことを企画。各校の協力を得て今回、20のレシピ動画が完成した。

 動画制作に協力したのは、皇學館(三重)、綾羽(滋賀)、福知山淑徳(京都)、関西大第一(大阪)と県内の和歌山信愛、神島、有田中央、南部の合わせて8校(重複して入賞)。動画は調理する手元を撮影、それぞれ5分前後に収めている。材料や下ごしらえ、焼いたり炒めたりの作業、トッピングなど人気の動画レシピサイトと同じような仕上がりで、BGMも流すなどして、思わず作りたくなるよう工夫されている。すでに卒業している当時の生徒が学校に来て料理を作ったり、先輩の料理を後輩の在校生が受け継いだりと、それぞれの思いが詰まったレシピ動画となっている。

 第1回優勝の福知山淑徳「ウメェ~担丹麺」、第2回優勝の神島高校「和風うめぇクッパ」などアイデアあふれる作品ばかりで、地元南部高校も第2回準優勝の「トムヤムクン風ワンタン~梅とトマトと唐辛子の赤みにのせて」など4レシピを配信している。

 グルメ甲子園実行委員長の山本宗一郎さんは「5年間やってきて、高校生の頑張りを一つの形にできたし、生徒同士の交流にもなったと思う。生徒の思いがぎっしり詰まった、バラエティー豊かなレシピ動画になっているので、梅料理の魅力を発信するきっかけにもなってほしい」と話している。

 URLはhttp://ume-1festa.com/