写真=LCメンバーに教わりながら紙鉄砲作りを楽しむ小学生

 御坊ライオンズクラブ(圡井光会長)の「小学生むかしあそび体験」が4日、日高川町の農村環境改善センター、川辺西小学校体育館で行われ、午前と午後合わせて4つのコースに約130人の子どもたちが参加した。

 午前は桐蔭高校競技かるた部の3人が講師の百人一首かるた大会と、美浜町の塚原宏美さんが講師の折り紙教室などがあった。昔のおもちゃを作って遊ぶ「昔遊び体験」では、割りばしと輪ゴムで作るゴム鉄砲と、筒と棒状のアクリル樹脂を使って濡らしたティッシュを飛ばす紙鉄砲をLCメンバーに教わりながら製作。紙鉄砲では、込めたティッシュの弾が初めはうまく飛ばなかったが、弾の大きさを何度も調整し、「ポンッ」と音を鳴らして発射できるようになっていた。完成したゴム鉄砲では的当ても行い、楽しんでいた。

 川辺西小4年の伊奈悠さんは「作るのも遊ぶのも面白かった。的に当たってうれしかった」と話していた。

 午後は木工教室で、紀中森林組合のメンバーを講師にミニいすや本棚、プランター作りを行った。