写真=放水砲から大容量の海水を放射

 御坊市塩屋町南塩屋の関西電力㈱御坊発電所で17日、大阪・和歌山広域共同防災協議会の大容量泡放射システムによる放水訓練が行われた。

 県北部を震源とする大型地震があり、発電所の設備から火災が発生したと想定。大阪のENEOS㈱堺製油所に配備しているシステムの出動を要請し、資機材の搬送、設置、放水を実施した。

 最大毎分4万㍑の水を放射できるシステムで、搬送や設置には大型のトレーラーやクレーンを使用。ポンプから直径30㌢を超える太いホースを連結し、放水訓練では最大容量の半分、毎分2万㍑の海水を勢いよく放った。

 2万㍑は一般家庭の風呂100杯分に相当する。訓練には発電所の職員ら46人が参加。御坊市消防や田辺海上保安部の見学を含めて90人が見守るなか、放水砲から海に向けて圧巻の水柱が立てられた。

 協議会は電力や石油精製の7社で構成。万が一に備え、システムの使用、連携の確認や強化を図った。この日は訓練のため泡は使用しなかった。