写真=ティックトックで人気を集めている笹さん
御坊市薗出身で元国税調査官の税理士、笹圭吾さん(40)=大阪市=が、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」でフォロワーを急増させており、注目を集めている。ふるさと活性化のため、「発信力」と「影響力」を身につけようと、始めた会員制交流サイト(SNS)での発信。「これらのノウハウを伝えたり、サポートしたりし、地方創生につなげ、地元に役立ちたい」と話している。
笹さんは地元の日高高校、摂南大学(大阪)を卒業後、2003年4月に大阪国税局入局。主に法人税務調査担当として、個人事業主から上場企業までの調査に携わった。昨年6月に退職し、9月に大阪市で「REBFLEET(レブフリート)税理士事務所」を開業。税理士として関わった全ての人が成長できるようにとサービスを展開する傍ら、地方創生へ和歌山に人を呼ぶための発信力を持とうと、ティックトックやユーチューブ、ツイッター、インスタグラムのメディアを活用している。
ティックトックは昨年10月に始め、初めは趣味のダンスや長女(7)、長男(4)と遊ぶ動画を投稿。今年に入り、「じてこ先生SASA」として、税務に関する情報、雑学を毎日午後10時ごろ発信するようにすると、人気となり、1月4日時点で358人だったフォロワーが、2月20日で1万719人、3月11日で2万人を突破した。その後、13日に地元御坊市の人口(1月末2万2727人)を上回り、15日午後9時現在で3万26人。約2カ月で2万人、2カ月半で3万人もフォロワーを増やしている。
「じてこ先生」という名前は、ネット検索で上位に表示されるよう、誰も検索しないような「じてこ」(地元の方言で自転車)から。「じてこ=笹圭吾=和歌山」と連想してもらい、和歌山の人に応援してもらえるようにし、税務について知りたくなるような、お役立ち情報を楽しく発信している。
将来は地元に事務所を開設したい考え。「ふるさと創生に自分ができることは発信力と影響力を持つこと。それはSNSを通じて可能で、やれば短時間で成果が出せることが証明できた」と話し、今後について「具体的にはこれからですが、地元の企業にアプローチし、この実績に裏打ちされたノウハウを活性化のために伝えていきたい。ふるさとに恩返しするため頑張ります」と笑顔を見せている。


