写真=「カレーで和歌山を元気にしたい」 宮森社長㊨と古川社長

 カレーの専門商社として世界一を目指す㈱ゴーゴーカレーグループ(東京都千代田区、宮森宏和代表)のフランチャイズ店として、和歌山県初上陸となる「ゴーゴーカレー和歌山紀ノ川スタジアム」が5日、和歌山市栄谷にオープンした。癖になると話題のカレーを食べようと、初日から多くの客が詰めかけた。

 ゴリラがトレードマークの金沢カレーの専門店。ステンレスの皿に濃厚なルーが盛られ、付け合わせにキャベツの千切りが添えられているのが特徴。「15年前に出合った金沢カレーで和歌山を元気にしたい」と、同社とフランチャイズ契約を結んだ㈱ディープジャパン(同市神前)の古川義高社長(42)は、「コロナ禍のいまこそ地元力を見せて、カレーで和歌山を元気にし、経済も発展させていきたい」と意気込む。

 オープン初日に店を訪れた宮森代表(47)は「5時間かけてじっくりと煮込み、55時間熟成させるなど、手間ひまかけて作った、他のカレーにはない癖になる味わいを楽しんでもらえれば」と笑顔でPR。

 開店時間になると、列をつくって待っていた客が順に入店し、人気の「ロースカツカレー」(750円~)や、トッピングが盛りだくさんの「メジャーカレー」(1200円~)などを注文。中には出張のたび全国各地のゴーゴーカレー店を訪れているというファンもおり、同市の会社員長瀬宏大さん(34)は「東京で食べたことのある珍しい金沢カレーが和歌山で食べられてうれしい」と話していた。

 営業時間は午前11時55分から午後8時55分まで。