写真=田辺署オリジナルの花粉症表示プレート

 田辺署は、自分が花粉症であることを相手に示すプレートを作り、10日から運用を始めた。

 新型コロナ禍、花粉症の署員がくしゃみやせきなどが出てしまっても、「体調不良ではなく花粉症の症状」だと一般住民に理解してもらおうと、花粉症表示プレートを県内の警察署で初めて自作した。「わたしは花粉症です」の言葉と同署オリジナルマスコットの「弁警くん」をあしらい、名札プレートに入れて制服等の胸につけている。

 署員に希望者を募ったところ、3分の1にあたる46人が花粉症で、さっそくプレートをつけて業務している。同署では「せきなどで住民の皆さんに不安を与えないようにとの取り組みです。安心して今後も協力してください」と理解を求めている。