コロナ禍に乗じた詐欺やトラブルが増えるなか、ネット通販やSNSを通じた詐欺やトラブルに関する消費生活相談が多く寄せられている状況に鑑み、消費者庁が「消費者被害防止キャンペーン」を展開している。「『自分は大丈夫。』をやめよう。」――コロナ禍における消費者被害防止キャンペーンの特設サイトをオープン。テレビでCMも流れている。

 県内では先月、岩出市内の60代の女性が市役所職員を名乗る男から「介護保険料の還付金がある」という電話をきっかけに、現金約50万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生。また、今月に入って田辺市内の60代女性と和歌山市の60代女性がそれぞれ同様に市役所職員をかたる還付金詐欺被害に遭い、御坊市でも被害は確認されていないが、同じような内容の不審な電話があった。

 県警は「県内全域で市町村職員をかたる者からの詐欺のアポ電が後を絶ちません。実際に被害に遭った方もおられ、多くの相談が寄せられている状況です」として、防犯メールで注意喚起。被害者の特徴として60代後半から70歳までの女性が多いとし、「市町村職員を名乗って『介護保険料が返金される』『ATMへ行って』という言葉に絶対にだまされてはいけません」と呼びかけている。

 事前に現金の有無や家族構成を探る「アポ電」にとどまらず、実際に現金をだまし取られる被害が発生している状況。コロナ禍での給付金や還付金、根拠なく予防をうたう商品など、詐欺やトラブルに遭った人の8割が「自分は大丈夫」と思っていたという。皆さんはどうですか。あらためて、「自分は大丈夫」をやめよう。     (笑)