御坊市と美浜町の消防団年末警戒で25日夜、それぞれ首長が警戒中の団員を激励した。

 御坊市では初日の25日、三浦源吾市長が詰め所を巡回。名田分団の詰め所、上野老人憩いの家では「体調管理と安全に気をつけ、いい年を迎えられるよう頑張ってください」と呼びかけ、森口裕隆分団長は「私たちの活動が地域の皆さんの防災意識向上につながるよう努めたい」と話した。

 御坊市消防団では女性消防隊が火災予防巡回広報も開始。広報車で日の用心を呼びかけている。初日の25日は出発式があり、藪脇廣司団長、本田敏文消防長が激励した。

 25日は御坊市で北野口自主防犯組織隊(米原史夫隊長)の年末警戒もスタート。30日まで連日午後10時から約2時間、隊員が徒歩や青色回転灯を付けた防犯パトロール車「青パト」でパトロールを行う。

 美浜町では年末警戒2日目の25日、入山消防車庫で籔内町長、久保博巳団長らが団員を激励。籔内町長は「今年も1年、住民の安心安全のためにご活動ありがとうございます」と感謝し、「特別冷えてきましたが風邪をひかず、防火、警戒をよろしくお願いします」と呼びかけた。

写真=巡回広報に出発する御坊市の女性団員ら