御坊市湯川町のNPO法人フードバンク和歌山(古賀敬教理事長)は、「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン」の応援助成金で軽箱バン1台を導入した。

 今年8月、県内の生活困窮世帯に食品を配送する事業に使用する車の購入費として応募。助成額99万円が決定し、ダイハツの軽箱バンを購入した。

 これまでは職員所有の軽ライトバンで、寄贈先や困窮者世帯などに食料などを集配していたが、今回の箱バンは以前の車と比べて積載容量2倍、積載重量も1・75倍となった。仕事の効率化が図られるようになり、古賀理事長(37)は「大変ありがたい。大切に使わせていただきます」と話していた。

写真=助成金を活用して導入した箱バン